リハビリテーション室
概要
基本理念
専門性の高いリハビリテーション医療を提供し、機能回復や動作能力の向上に努め、多職種と連携し日常生活動作能力の向上を図ることで地域社会復帰を目指します。
セラピスト(2022年4月現在)
理学療法士57人、作業療法士26人、言語聴覚士8人が、専門性を生かし、患者を中心にチーム医療を提供しています。専門理学療法士も配属しています。
回復期リハビリテーション病棟
退院までのシームレスなリハビリテーション医療を、年間を通して休むことなく提供しています。(2021年度新規患者数:4階173人、5階186人、6階208人)
●治療実績
FIM利得(平均) :27.6 ※全国:24.5
FIM効率(平均) :0.46 ※全国:0.36
実績指数(中央値):51.3 ※全国:45.2(施設基準:40)
療養病棟
療養病棟では患者さんの障がいを包括的にとらえ、生活の質が向上できるよう、保険診療で認められる範囲でのリハビリテーションを提供しています。
リハビリテーション設備
キッチンや浴室・和室といった退院後の生活がより円滑に再構築されるための設備や個室で集中して行う治療環境、歩行補助機器や電気刺激を用い機能改善を図る治療を提供しています。屋外には歩行練習用のスペースも設け、さまざまな状況での移動が可能になるよう取り組んでいます。
社会復帰への取り組み
家庭、地域社会への復帰を目指して、屋外歩行練習、調理練習など日常生活の動作練習、外出練習、家屋訪問調査などを行います。また、西日本鉄道のご協力を受け、隣接している西鉄「試験場前駅」の空間を使い、実践的な練習を行うプログラムもあります。
カンファレンス・勉強会
多職種との回診やカンファレンス、症例検討会、勉強会を継続的に行い、チーム医療の実現と医療の質の向上に努めています。リハ室でも年間を通し継続的な教育プログラムを実施しています。院外での学会発表も行い、提供する医療の効果検証や向上を図っています。
地域貢献活動
当院の国際保健センターの受診者の身体機能の評価や運動指導を理学療法士が行っています。また、病院周囲の清掃活動を月に1回取り組んでいます。
実績(2021年度)
回復期リハビリテーション病棟の入院患者数
FIM利得、実績指数、FIM効率
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