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栄養指導管理室

部署概要

 食事は患者さんの入院中の楽しみであり、日々のリハビリテーションや入院生活を送るための活力となります。栄養指導管理室では、病院の運営方針の下、7つの品質方針を掲げ、日々患者さんの給食管理、栄養管理、栄養指導を行っています。

(1)品質方針

  1. 衛生管理された安全な食事の提供を行います。
  2. 適切な栄養治療のため、日本人の食事摂取基準および病態ガイドラインに基づいた栄養管理を実践します。
  3. 患者幸福を実現するため、可能な限りの個別対応を支援します。
  4. 患者さんの生活の質を改善するために、速やかな栄養評価および栄養教育を実践します。
  5. 栄養治療の継続のため、地域の医療機関と連携し、患者さんの生活の質の向上を支援します。
  6. 自己研さんに努め、栄養管理の品質向上を目指します。
  7. チーム医療における栄養管理の支援を実践します。

(2)栄養食事指導

  1. ① 主治医の指示により、患者さんの病態に応じた栄養食事指導を行っています。調理者に参加してもらい、退院後にも実践・継続できるよう食事の提案を行っています。
  2. ② 2019年度の栄養指導実績
    入院指導:111件、外来指導:39件、人間ドック:98件

(3)チーム医療

  1. ① 栄養サポートチーム
    NST(部会)では、入院患者の合併症の予防や患者QOLの向上のために、医師・看護師・言語聴覚士と臨床栄養に関する情報を収集し、最適な栄養治療計画を立案し、主治医に提案しています。
  2. ② 褥瘡委員会
    月に1回の委員会に参加し、チームで褥瘡保有者の情報を共有しています。患者さんの栄養状態を評価し、必要に応じて食事の変更や経口栄養補助食品追加を提案し、褥瘡の治癒を栄養面からサポートしています。

人員構成

 管理栄養士 1人

  1. リハビリテーション栄養の推進
    2018年度診療報酬改定で、入院基本料1の施設基準に管理栄養士の常勤専任配置が努力義務となりました。リハビリテーション総合実施計画書の作成に管理栄養士が参画することや、チームで栄養状態の定期的な評価および計画の見直しを行うこと、栄養障害やその可能性のある患者さんに対して栄養状態に関する評価を週1回以上行うことが算定の要件となっています。18年度はその要件を満たすことで精いっぱいでしたが、19年度からはミールラウンドを日常業務とし、「患者さんの近くに居る管理栄養士」を目指しました。患者さんの摂取状況を確認し、摂取不良の場合は患者さんの要望を伺い、看護師やセラピストからの情報を踏まえて、主治医に食事の提案を行っています。今後は、OTやSTと共同し、調理訓練や嚥下訓練に参加することで多職種連携を促進したいと思っています。19年の実績:回復期リハビリ病棟再評価件数は764件。
  2. 給食室開設
    2020年度中にヘルスケアセンター単体での給食提供を開始する予定です。19年度にその準備に着手しました。約束食事箋の改定と食事内容の見直しを行い、患者さんの満足度の高い給食提供を目指します。また、働きやすい職場環境となるよう、給食室のレイアウトを検討し、安全性の高い機能的な厨房機器を導入する予定です。当院で給食管理が完結することになり、7つの品質目標のさらなる実践に努めます。
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